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【放談】サンリオピューロランドに行ったよ【No.24】


鋭意制作中の『ワタツミ』第2号「総特集:Re:少女——Girl Power Magic——」の取材として、サンリオピューロランドに行った。もともとその手のアミューズメント施設に興味が薄いこともあるが、今回が人生初のピューロランドだった。

 

キティコラボの多様さを見てても思うが”なんでもあり”な雰囲気を持ちながらもマイナスイメージにつながりにくいのはサンリオの強さだなと思う。

 

結論的な感想を先に書いておくと、行ってよかったと感じている。一番印象に残っているのは「KAWAII KABUKI」なのだがそれ以外にも充実したグッズや、驚きとワクワクを積極的に与えようとしている導線設計に加え、エンターテインメントの最前線に食らいつこうとする企画性など、来場者が楽しむための準備をピューロランド側が整えてくれていて、たいへん気軽に滞在することができたのが好印象だった(行くまでは「チケットたけぇな」とか「HP見ても施設の広さとか中身がわからねぇ」と愚痴っていたのは内緒だ)。

 

今回のお目当てはふたつあり、一つ目は『おねがいマイメロディ』シリーズでおなじみのマイメロディとクロミの、現在の扱いを肌で感じることだった。サンリオと女児文化は切っても切り離せないほどのつながりがあるが、中でも昭和50年に開発され、アニメによって平成文化に深くコミットしていったマイメロディコンテンツが、現在の昭和・平成リバイバルの中で消どういう扱いを受けているのかに興味があった。

 

サンリオファンの特徴なのかマイメロファンの特徴なのかの判断はつかないが、東アジア圏から来たと思われるお客さんが多く、まずはその国際色の豊かさに驚いた。直感的にディズニーランドのそれとは異なるだろうと感じたので、次はそっちを確かめてみたくなる。よくよく観察していると、10代による支持それ以上に30代前後と思われる層の支持が男女を問わず目について再び驚いた。

 

0118および1031はそれぞれマイメロディとクロミの誕生日を数字にしたもの。ブラウン管をモチーフにしたTVデザインとカラフルな色使いが特徴的。

 

そして第二のお目当てだったのがハローキティ一座による「KAWAII KABUKI」である。

 

公式が『サンリオキャラクターの「KAWAII」と「歌舞伎」がコラボレーションしたミュージカルショー!』と案内している通り、歌舞伎よりはミュージカルがメインとなる演劇だったのだが、総合的な満足度は極めて高かった。キャラクターごとに異なる衣装や小道具のデザインを眺めているだけでも楽しいのは(会社のことを考えれば)当然なのだが、それ以上にエンターテインメントとして観客を飽きさせないようにしようという意志と工夫にあふれていたのがとても良かった。

 

演劇中の合いの手の入れ方をレクチャーすることで観劇というよりは参加型アトラクションとしての体を整えたり(合いの手は歌舞伎要素でもある)、オリエンタリズムとしての消費目線を織り込み済みで演出を行ったりとたいへん楽しかった。筋書もベースは桃太郎なので特に難しかったり、新たな理解を必要とするものではなく、ストレス少なく観ていられた。チケット代以外の追加料金もかからず観劇できるのでまだ行ったことのない人にはぜひおすすめしたい。

 

上映中の撮影および録画、録音行為が禁じられているので幕の写真しかない。

 

とまあ、こういう感じで全体的に満足な体験だった。ただし、チケットの仕組みや園内アトラクションの料金体系(課金システム)はめちゃくちゃわかりにくい。だから初見時にすべてを網羅して楽しむのはあきらめたほうがいいと思う。

おわり

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