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【アニメ】『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』【No.5】


アニメではなく映画でカテゴリーを作るべきだったかと反省している今日この頃ですが、『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』を観ました。それも、発声OKの回を朝一で。というのも、この映画を観たら?と勧めてくれた友人が「どうせ見るなら発声OKの回」と言っていたからなのですが、確実に時間帯を間違えました。いや、前日に予約した段階でわかってはいたんだけどね……。ぼく以外で埋まってるの5席だったし……。

 

というわけで以下感想。

 

映画としての出来は、まあ、よくはない。でもボーカロイド(初音ミクとか、そういうやつ。知らない人はググってね)キャラの声をそのまま機械音声で作っているのは英断だったし、プロセカでやるならそうだよね、という納得感もあったので個人的には見てよかった映画のひとつに。この映画はスマホゲーの映像化作品って感じのやつです。

 

冒頭の時点で「ああこれようはデジモンか」みたいな感じになったのは世代の問題か、作りの問題か不明。キャラものなのにほとんどキャラ説明がないので、最初からプロセカを知っていたり好きだったりする人がターゲットなんだと思う。ぼくはゲームをやったことあるけど詳しくはない、程度なので結構困った。でも、スマホゲームを前提としたデザインのキャラが劇場版アニメになるとこう見えるんだなーとか、そういうのを眺めていたら楽しかったのでそこまで問題にはならず。

 

元が音ゲーなのでライブシーンがきちんと見せ場としてセッティングされているのはよかったけど、曲自体のクオリティに少し疑問が残る。ぼくは門外漢だけどあれって、今の最先端ではあるのだろうか……。客が少なくてコールを聞くことができなかったのはぼくのせいなので仕方がない。

 

アニメ本編の後に「アフターライブ」という、キャラクターによるライブ映像を流すだけのパートがあるのだが、はっきりって個々の出来が最悪。マジで、ひどい。ゲームファンなら、あ!これゲームにもあるやつだ!ってなるのかもしれないけどそれならゲームで見たらいいし、なんであれを劇場でやったのかマジでわからん。カメラが動ない分、ゲームで見たほうが何倍もましだと思った。というか、プロセカのライブ視聴システムはよくできているので、知らない人はまずこっちを体験したらいいと思う。

 

あと、アフターライブが全ユニット分ではなく、定期的に入れ替わる特典商法的な扱われ方をしているのも正直よくないよね。プロセカの消費者は比較的年齢層が低いはずで、初音ミク概念を存続させようとした映画のくせに消費者の持続性は軽視するのかと思って悲しかった。

 

もう少し客入りの良い回だったらまた印象が違ったんだろうか……。

おわり

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