avatar

投稿サムネイル

【グルメ】和菓子屋「仙太郎」【No.6】


「洋菓子はいろいろパラメータがあるけど、和菓子って結局はあんこなんですよね~」という話をした際に教えてもらった和菓子屋さん「仙太郎」のおはぎを買って食べた。

 

先に書いておくと、圧倒的に舐めていたのでブツ写真はありません(「仙太郎」さんごめんなさい)。

 

おはぎ きなこ

こいつぁ驚いた。仙太郎、確かにうまい。有名店侮るなかれ。大反省です。お米(うるち米/いわゆる米ともち米の比率がとても気になる)粒感がしっかりしているにもかかわらず、口触りは柔らかく、口の中に居座ることがないので、おはぎそのものの大きさに比して非常に食べやすい。さらにはきな粉で口がパサつくことがない絶妙な配分が憎たらしい。青じそが入っていて、粉感やあんこ特有の重たい甘さがスッと抜けていくのもたいへんよろしくございました。

 

おはぎ 粒あん

きなこにたいそう感激したので期待していたのだけれど、正直こちらは一枚落ちる。きなこでいい仕事をしていた青じそがむしろ味のニュアンスを損ねていて、ノーマルおはぎを食べているつもりなのにゴマの風味を共起してしまって、個人的にはノーグッドだった。そして(わざわざ比率を変えているとは思えないのだが…)きなこと比べてお米が硬いのもあまり楽しい触感にはなっていなかった。粒あんの方はあんこの粒感もあるので、粉感で口のなかがカオスになるきな粉よりは米の主張がなくても良いのかもしれない。そして何よりが、あんこの層の薄さがよろしくない。おはぎ言えばバカみたいなあんこ、という田舎の感性を持っているぼくにはこのあんこの薄さはどうかと感じた。和菓子はお茶請けとしての側面も強いと思うのだが、そういう意味でもこのあんこのあっさりさはむしろお茶を必要としておらず、うーん、といった感じ。これだけを食べるのなら確かにこの軽さ、あっさりさが必要なのだろうが……。

 

というわけで、まだ食べたことのない人がいたら「仙太郎」のおはぎ きなこ、おススメです。

おわり

前の記事へ
avatar
次の記事へ
Pin

そのほかの記事

投稿サムネイル

【マンガ】『スターウォーク』を読んだよ【No.6】

感想 レポート

投稿サムネイル

あけましておめでとうございます

その他

投稿サムネイル

【本】『吉本隆明全マンガ論 表現としてのマンガ・アニメ』を読んだよ【No.3】

感想 レポート

投稿サムネイル

【マンガ】『スクールランブル』を読み直したよ【No.5】

感想 レポート