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【カチューシャの唄】課題がちっとも進まないために信州中野を宣伝する機械と化した男


課題が1ミリも進まないため、気分転換に映画を観に行った。日本初の流行歌「カチューシャの唄」の作曲で知られる中山晋平の生涯を描いた「シンペイ 歌こそすべて」の先行上映(全国上映は来年の模様)。

正直地味な映画ではある(劇中、中山は「カチューシャの唄」の作詞をした島村抱月から「10日で作曲して欲しい」と言われる。課題締切1週間前の私は乾いた笑いが出た)。教科書で名前を見た文学者(やその周辺人物)が次々出てきたり、聞いたことのあるメロディーが登場するのは愉快だった。

中山晋平作曲歌の数々。ジャケットの多くを竹久夢二が描いている。「カチューシャの唄」は右上端。 出典:金沢湯涌夢二館収蔵品総合図録(増訂版)より

中山の出身地である長野県中野市には数年住んだことがある。隣に長野市があって紛らわしかったり、東京の中野区と間違われたりするのだが、中山の他に唱歌「故郷」で有名な高野辰之や久石譲の出身地でもあり、なぜか音楽と関りが深い。漫画家では宮島礼吏先生。食べ物ではえのきの生産量日本一であり、市内のラーメン屋に行くとトッピングにえのきがあったりする。

あったりする
中野市の「つけめん 丸長」。麺の量が多い。

あと、中野市広報VTuberがかわいい。

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