課題4完成稿、課題5ネームの雑記
課題4完成稿
提出できませんでした。
課題5ネーム「走れ、猫、思いの外に」
課題4の講評で、エンタメを作るやる気が出ないなんて情けないことを言ったらさやわか先生にやりたくないならやらなきゃいいじゃんと言われてたしかにと思った。
やりたいことを考えたが分からなかったのでとりあえずやりたくないことを考えたら、人に読まれることを考えてない漫画を描くことだと思った。どんなに自分の思い通りに描けた漫画だとしてもそれは嫌だなと思った。
だからエンタメのビートに乗せることを意識した。自分の切実を分かってもらおうとかそういうのをやめた。分かりやすく「誰が→何して→どうなった」だけをリアクションを通して伝えることを考えた。物語を描くみたいな大仰な考えをやめた。
分かりやすく「人生うまくいってない人が→うまくいった」みたいな3分で読んで3分後には忘れられるような漫画を目指した。逆算して、16ページで間に合うように作った。
いわゆるこういうのがええんやろの精神で作ったらネームが1時間でできた。
4年くらい前からもっと描きたいものから距離を置いて俯瞰して作りたいと思っていたけどひら☆マンのおかげで少しわかった気がする。武富先生の「よきマンガは、よき猛獣と良き猛獣使いの絶妙な関係で成り立つ」についてずっと考えているけど、自分の切実な感情を一歩引いて上から見るってことなんだと最近思う。余裕を出して書くってことですよね。 これは恋愛と同じかも。読者をエスコートしてあげたい。
想定媒体とジャンルを明確に定めればもっとエンタメ強度の高い漫画が描けそうだなと思った。
最近
描きたいものを見つけるためにkindle unlimitedに入り漫画を毎日最低1冊読んでいる。コンビニに置いてある漫画雑誌を全部買って読んだりもした。雑誌が重かった。ある程度読んで分かったのは漫画ってそんな面白くないということだった。漫画ってのはすごいんだヤバいんだってずっと思ってたけどすごい漫画がすごいだけで9割がたの漫画がすごくなくてかなり驚いた。連載漫画ってこんなクソでいいのか。好きな漫画ばかり何度も何度も読み返す人間だから誤解してた。でも俺が打ち切った自分の連載漫画もオワってたしなとか思った。
内容はどうあれ好感が持てる漫画はフリオチのようなエンタメのお約束、読者への媚びをちゃんとやってる漫画だと感じた。
あと、
その回のメインキャラが今どんな状況にいて何がしたい人なのか
それを阻む障害は何か
それを超えるためにメインキャラが今何をしているか
を分かりやすく伝えてくれないとそもそも読めない。あと何より絵が良くなさすぎて読んでて体調が悪くなる漫画ばかりなんだと知った。