240704 5月期完成稿、6月ネームの雑記
クロッキーの時間を完成稿に充てたので少なめ(資料参考あり)
○漫画を提出して考えていること○
描きたいものを見つけたい たくさんコンテンツに触れることを意識したい
○次回の目標○
- 提出すること
- 描いてる漫画が面白いのか、徹底する
- 読者として買いたいなって思う題材にする
○5月完成稿「LOVE LOVE LOVE」○
ペン入れをしてどう思った?
うーんとにかく手を抜かずに早く終わらせることばかり考えていたけど・・・でも表情とか、一瞬一瞬を切り取る作画はある程度頑張れたと思う。でも絵作りが雑だと思う。短時間ででも丁寧な仕事ができるようになりたい。そのためには、描く速度はゆっくりでも一手一手の精度を上げることだと思う。クロッキーよりはデッサンをした方がいい。
漫画自体はやっぱ面白くないやと思う。ペン入れをしてそれがよく分かってよかった。ペン入れをする意義は客観的に見れることなのかなと思う。
この漫画は面白いのか、価値のある読み物なのかを徹底することができてないと分かった。とりあえず16ページの漫画にしては間をとりすぎな気がする。描いてて楽しくない上に面白くない漫画をつくるのは、疲れるし時間の無駄だから色々と骨身に沁みた。草臥れた。でも漫画を描くこと自体が楽しいから良かった。
今は恋愛に関心があるから恋愛についての漫画をいくつか描いてるけど、別に俺は恋愛でエンタメをやる気がないっぽいってことに気づいた。やるにしてももっと童貞っぽいのがいい。好きな恋愛漫画思い出しても、童貞っぽいか、行き遅れた女の話か、sexの匂いがないかだから(フィオールとか町田洋とか宇仁田ゆみとか)
自分を題材にしない方がいいのかも。
自分が読みたいものを描かないといけないっぽい。自分が客として楽しめないものを作るのは難しいし運良く売れてもあんまり嬉しくないと思う。安心はすると思うけど。
漫画の内容は?
素直な対話を描きたいのだからエロはいらないと思って変えた。でも対話にしては短すぎると思う。
最近やっと気づいたけどこの教室入ってからずっと元カノとの出来事しか描いてない。自分じゃ分からないけど全然未練が残ってるんだと思う。自分のことで精一杯すぎて漫画を描くのが辛い。読者にためにとかエンタメとかそこに辿り着けない。あまりにも自己愛が強すぎて。最近は自己愛の強い漫画を読むとそんなに自分の話を聞いてほしいなら漫画なんか描いてないでガールズバーに行けと思う。
人に読ませるものが描けない。自分が今描いてるエロ漫画と比べてそう感じる。
エンタメはもっと読者の感想ありきで作るっぽい。
受講生の方と物語の作り方について話してて思うのはもっと視野を広く合理的な組み立てをしないといけないということ。やりたいことがまずあって、それを誤解なく伝わるように作る。でも今の俺は、自分のことで精一杯でそれをどうにかエンタメに持っていこうとして中途半端になってる感じがある。
俺はこのままだと教室にいてもそれっぽいものをそれっぽく作れるようになって終わるだけな気がする。
結構早めに俺はこれがやりたいってものを見つけたい。エロ漫画では、この作家(の立ち位置)になりたいっていうのが明確にある。一般漫画ではそれがない。最近は読んだことない漫画をたくさん読んでいる。
○6月ネーム「マッチングアプリ〜煉獄〜」○
エンタメってどれだけ読者を気持ち良くできるか(か、それの逆)だと思うんだけど。読者を気持ち良くさせたいって思うことができない。読者に喜んでほしくて描いてるはずが、勝手に読んで勝手に何かを分かった気にでもなってろって感じでしか今は描けない。決してそんなつもりじゃないんだけど。漫画家のアティチュードとして最低だと思う。読んでくれた方、誠に申し訳ございませんでした。次は読者に向けて漫画が描けるようにがんばります。