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【投稿コース】第6期 投稿コース講評:『プータロー日記 飛翔編』【2月分】


ひらめき☆マンガ教室第6期から新設された投稿コースでは、月に一度、ひらめき☆マンガ+内に投稿したマンガの中から自由にひとつの作品をえらんで講評を受けることができ、内容はひらめき☆マンガ+で公開されます。

 

第6期、2月分の講評には全2作品の申込みがありました。本記事では、井土金浩太さんの『プータロー日記 飛翔編』の講評をお伝えいたします。

 

1.『プータロー日記 飛翔編』井土金浩太さん
講評:大井昌和先生

 

受講生アピール文

今回は、ジェットコースターのシートのような複雑なものの作画やトーンを使った演出という、自分にとって難しいことに挑戦しました。

 
ここはもっと頑張った方がいいなど指摘があれば教えてください。
特に最後の線画とトーンで疲労困憊の様子を表しているのがうまくいってるか知りたいです。
その他、読んでて引っかかった部分やこうするともっと面白くなるなどありましたらご教授お願いします。

 

講師講評(大井昌和先生)

投稿コースにご投稿ありがとうございました!講評が遅れて申し訳ありませんm(__)m

 

コンスタントに投稿されてることがまずは素晴らしいですね!
前回もそうでしたが、コマ割りや間のとり方を気をつけていて読みやすくていいと思います。この感じを掴みつつ、今度は緩急などを意識してみるとより面白さをコントロールできるようになるかと思います。
このコントロールがいつも教室で言うテンポやリズムというものにつながっていくので、是非頑張ってみて下さい〜

 

作画の方はこのとぼけた感じのエッセイと絵柄が過不足ない感じになってると思います。ここからどのようにしていくか、ということですが、この線画の雰囲気を維持しながらたまに背景の密度を上げたコマなどを見開きページの右側1コマ目くらいに入れたりするとお話や世界観がより頭に入ってくるかもしれません。一コマ目じゃなくても途中でもいいですが、シーンが変わったりした時はなるべくシーンの変わり目にこのようなことをすると読者に優しいです。

 

最後のトーンの演出についてうまくいっているかどうかですが、それなりにうまくいってると思います。
ただそれを井土金さん自身がまだ判断がつかないという点についてですが、なぜうまく行ってると言えるか書きますと、主人公のキャラの髪や服が前半ちゃんとベタで仕上げられていて、最後のシーンとのメリハリがわかるようにされているからです。おそらく井戸金さんも意識されてやってることだと思いますので、そこは意図通りにできていると思いました。

 
ただ疲労困憊がこのアミのトーンでいいかどうかを考えるとこまで行っていいかなと思いました。

 

しかしながら成長を感じる原稿を投稿していただいてると思います!この調子で引き続き頑張ってください!

講師講評ここまで

 

以上になります。

井土金浩太さん、講評にお申込みいただきありがとうございました!

おわり

 

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