漫画について、ちょっと考えたこと 文字について
投稿された作品の感想を何回か書いていて、ちょっと考えたことを書いてみようと思います。
感想を書く際、このキャラクターの表情がよかったとか、このセリフがグッときたとかは言葉にできるのですが、どんな風によかったのかを説明するのは、なかなか難しいですね。しっくりくる表現は何だろうと探して、ああでもないこうでもないとしながら書いています。
そうやって感想を書いているうちに、漫画に出てくる文字(セリフや描き文字など)は、場面によって形が結構変わっているんだなと、そんなことに目が留まるようになりました。
効果音とか、擬音などの描き文字を見て特に思うのですが、単なる文字と言うより絵に近いような印象を受けました。漫画は絵と文字との区別が緩やかと言うか、ゆるいような気がします。
キャラクターや背景などは「絵」、セリフや描き文字などは「文字」と、きっちりと分けて考えるのではなくて、少しその区別をゆるめて、場面によって文字の形や大きさがどうなっているかなと、絵を見るような感じで文字を眺めてみると、今までの読み方では気づかなかった漫画の一面が見えてくるのかなと、そんな感じがしました。
ここまでです。
投稿作の感想だけでなく、漫画についてちょっと考えたことについて書けないかなあと思い、こういった文章を書いてみました。漫画を描いている方にとっては、すごく普通で、当たり前という感じの内容かもしれません。
今まで投稿した文章と少し違う種類のものを書こうとしたからか、時間がかかってしまいました。もっと気軽に、あまり構え過ぎずに書ければと思います。