【放談】アフターで紹介してもらった本【No.1】
先日のアフターで第6期聴講コース生のごごいちさんと、卒業生の岸田さんにお話をお伺いする機会があった。
ぼくが歌舞伎を観に行くことにした、という話からいろいろと勉強させていただいた中で、以下の2冊をおすすめしてくれたので買った。
- 浄瑠璃を読もう (橋本治)
「妹背山婦女庭訓」という演目の歌舞伎を見に行くのだが、それについての良い文章が載っているということでおススメしてくれた。まだ読めてはいないが、かの橋本治であるし、正直期待大である。ごごいちさん、教えてくれてありがとうございます。 - 花の名の姫君 (木原敏江)
かの木原敏江の短編集。歌舞伎の演目をもとにした作品をまとめた一冊である。「桜姫東文章」という歌舞伎の演目がヤバい!という話をしながら、岸田さんがぜひに、とおススメしてくれた。早速該当した「花の名の姫君」(四世鶴屋南北「桜姫東文章」より)を読んだのだが、なるほどこれは歌舞伎のイメージが変わる――。っていうか木原敏江が実に楽しそうにキャラクターを描いてて、それだけでも面白かった。あと、時折差し込まれる輪郭の太線に少し違和感があって、どういう使い方をしているのかが気になった。歌舞伎のメイクに関係があるのだろうか……。岸田さん、教えてくれてありがとうございます。残りの短編も読みます!
たくさんお話してもらうばかりでこちらから何もお返しできず、心残り。
うーむ。
いつか、必ず。
おわり!