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WS『正反対な君と僕』の感想文


タイトル: [正反対な君と僕]

現在4巻まで刊行

作者: [阿賀沢紅茶]

ジャンル: [ラブコメ]

出版社: [集英社]媒体:少年ジャンプ+

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『正反対な君と僕』は、陽キャでカースト上位だが、周りの目を気にするタイプの女子高生・鈴木と、クラスでは目立たないが、はっきりと意見の言えるタイプの男子高生・谷くんが、鈴木の告白により恋人同士になる話だ。ポップな絵柄で丁寧にキャラクターたちの心の変化を描く、ハイテンションラブコメ漫画である。
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感想文を書くのにこの漫画を選んだ理由は、2つある。1つ目は、自分が目指したい路線のラブコメ漫画であること、2つ目は自分が漫画を描く際の課題であるキャラの深堀りが素晴らしいと感じたからである。

漫画の魅力を言語化することで、より自分の漫画に反映できるのではないかと考え、この感想文を書く。

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『正反対な君と僕』はとにかくキャラクターがすごい。

まず一般的な家庭環境の高校生が、一般的な悩みを持っているだけなのが、すごいのだ。よくある悩みを取り扱っており、キャラクターを等身大に描くことで、読者が悩みに共感できるのがこの漫画の魅力の1つだ。

私は常々、なんでもない日常を描くのが一番難しいと感じている。なぜなら、自分の体験しているありがちな日常はついつまらなく感じてしまい、現実味のないマンガ設定に逃げがちだからだ。

阿賀沢紅茶先生は、個性的な絵柄の印象が強いが、セリフやモノローグが異常に上手い。難しい言葉を使わず、わかりやすい言葉のみでキャラクターが何に悩んでいるかを書いているので、心にスッと入ってくるのだ。だからごく一般的な悩みを描いていても、つまらないものだ、なんて全く思わない。

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この漫画のキャラクターのすごさは、陽キャと陰キャの描き方の違いにも表れる。陽キャは、アホっぽい楽しげなテンション感がとてもリアルで可愛く描かれている。私はクラスの一軍陽キャ女子ではなかったので、クラスできゃっきゃと楽しく騒いでいる陽キャ女子を、後ろの席から少し羨ましく見る感覚を思い出す。

陰キャの描き方も最高で、どういったコミュ障なのか詳しく悩みを深堀りしていたり、高校デビューしたけど暗いやつは暗いやつのままだったり、頭で考えすぎて上手に行動が取れないキャラクターたちを私は愛おしく感じてしまう。

さらに言うなら、陰キャでも陽キャでもどちらでもなさそうな、わが道をいくマイペースなキャラクターも出てくるのがこの漫画にリアリティを持たせているだろう。先述のとおり、キャラクターの悩みに共感できる漫画なので、カーストの違うさまざまな高校生たちが仲良くなっていくだけで、こちらは勝手に笑顔になってしまうのだ。

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そんな生き生きとキャラクターが描かれている漫画なのだが、弱点が1つだけある。鈴木と谷が1話で付き合ってしまうところである。私は付き合うまでの2人を「はよくっつけ!」とニヤニヤ楽しむのが何より好きなのだ…。鈴木と谷の悩みは、付き合いたての恋人同士の悩みであり、それはそれでニヤニヤ楽しめるのだが、巻数が進んでいくと少し物足りなくなってくる。しかし、そんなワガママな私の気持ちを埋めてくれるのがサブキャラクターたちの恋愛模様である…!

鈴木と谷のカップルは安心しながら尊いラブラブな2人を味わえ、サブキャラの男女に対しては「付き合うの!?付き合わないの!?」というドキドキした関係性を楽しめる。(私は達観系女子の東とネガティブ男子の平が好きだ…。)

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以上がこの漫画のキャラクターの魅力とラブコメ漫画として楽しめる要素である。自分が好きだと強く感じている点を上げることにより、より作品を好きになれると感じた。自分の漫画に足りないところを補う良い機会になったので、また感想文を描きたいと思った。

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感想文の感想

・この漫画を読んだことがある人に向けて書くべきなのかわからなかった。

・この漫画をおすすめする気持ちで書いた

・具体的なキャラクター名や行動を書いたりした方が分かりやすかったのかもと思った

・である調で書いたら難しすぎた

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