ヘルマンさんかく語りき #4公開
僕が原作をやっております、大正ミステリ漫画『ヘルマンさんかく語りき』第4回が公開されています~(作画・倉田三ノ路さん)。
前後編の、後編!
前編も無料で読めます!!ので、よかったら、読んでくださいね~!
ちなみに今回の話には、霜が降りたような柄のついた曇りガラスの窓が登場します。
こういうガラスは結霜ガラスといいます。当時はガラスが固まる前に薬品(というか、ニカワ)を表面に流してひび割れたような模様を付けるやり方で作られていました。もともとこの時代のガラスは薄く割れやすいんですが、結霜ガラスはその製造法ゆえに、より割れやすい性質だったようです。
結霜ガラスは大正中期から昭和前期ごろに流行しました。なので、レトロっぽさを味わえるアイテムとして一部で人気のようです。けれど今の結霜ガラスは、製法が違うので当時のものより丈夫です。
以上、うんちくです!!!