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ちろきしん

漫画が好きです。

漫画に支えられてこれまで生きてきました。

こんな自分でもこの世界にいていいんだと肯定してくれる力が漫画にはありました。

そして、自分が誰かに何かを与えなければならないと思ったとき、そしてこれまでの自分の道のりを振り返ったとき、いよいよ自分で漫画を描く以外の道はない。そう思いました。

なぜそう思ったのか、どうして漫画でなければならないのか、まだ説明できていないかもしれませんね。

それは自分が救われたようなしかたで誰かを助けたいと思ったからでした。

「落ち込んでいる人に添い寝してあげるような作品を描いていきたい」

村上かつら先生は、短編「はるの/よるの/ようだ」が雑誌に初めて掲載された号(スピリッツ97年7月28日号)に、こう書きました。そして実際に、僕自身、その作品の数々に助けられたのでした。

自分も誰かの支えになれるような漫画を描きたいと思ったのは僕にとって自然なことでした。

また、もう一つ、自分を癒したものがなんだったのか、その正体が知りたいからでもあります。

漫画を描くというプロセスを通じて、自分のことがわかるのかもしれない。かつて漫画を読むことで僕の身に何が起こったのかを探求しなければ気が済まないのです。

僕は実のところ、漫画も絵も描いたことはありません。

それでも漫画を描かなければなりません。今、描き始めなければいけないのです。

漫画を描けるようになるためには漫画を描いている人と出会える場に行こうということで漫画教室を探しました。

ひらマンを選んだ理由は単純で、ゲンロンに馴染みがあったからです。講師陣もお話を伺いたい方ばかりでした。

一年間、よろしくお願いいたします。

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