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私の好きな一冊『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』


4巻19話

「私だけが知っているから言いたくなる こうしてそのかけらを語り聞かせたくなる」

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 この漫画は悪役令嬢モノのメタ作品です。だから悪役令嬢モノがどういうものかを知らないと、序盤で躓いてしまうかもしれません。

 でも私はこの漫画をオススメします。この漫画は、物語るとはどういうことなのかを考えさせてくれました。

 これを読む人が、スムーズに『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』を読み始められるよう、ここで前提とされる知識、知っておいた方がよりスムーズに読み進められる知識を、解説したいと思います。

 そんなの退屈だ!という方は、私を信じて全巻まとめ買いしてください。ほら、まとめ買い5冊以上でコインが返ってくる例のサイトで…

 全6巻ですが、物語は4巻でクライマックスを迎えます。ただ、5巻の終わりを見ることで救われるキャラクターもいます。

・悪役令嬢とは何か

悪役令嬢とは、乙女ゲームにおいて主人公の恋路を邪魔するために登場するとされる、悪役の令嬢である。

・乙女ゲームとは何か

主に女性をターゲットとした、イケメンたちと仮想恋愛に興じることのできる恋愛アドベンチャーゲームのことである。

・乙女ゲームの主人公とはどんなキャラクターか

乙女ゲームの主人公キャラクターには共通する雰囲気がある。あまり濃いキャラクターでは同性からの支持を得られない。しかしあまり内向的すぎては、物語を動かせない。イケメンたちが主人公に惚れる必要があるため、魅力はなければならない。必然的に、ある型にハマった主人公像が、界隈ではやんわりと共有されている。具体的に言えば、癒し系で芯の強い女性、としておく。

また、乙女ゲームの主人公は、貴族ではなく平民である。

・なぜ乙女ゲームの主人公は平民なのか

物語は、主人公に特殊な能力が認められ、貴族たちの通う魔法学院に入学するところから始まるとされる。

・乙女ゲームの主人公の外見的特徴はあるか

平民出身という設定が反映されるからか、髪は長くても肩まで。同級生の令嬢たちのほうは、長髪や、セットに手間がかかりそうな髪型であることが多い。無論貴族令嬢にも長髪でない者もいるが、モブキャラ(名前のつかないキャラクター)であることが多い。

・なぜ特定の令嬢が悪役になるなのか

乙女ゲームには「平民出身の主人公が特殊な能力(魔法)に目覚め、平民ながらにして、貴族達の通う魔法学院に通うことになる」というテンプレート(王道)がある。「魔法が貴族に占有されている」「魔法の才能は遺伝的に継承されるもので、才能のある人間は国に保護される」「平民にも魔法の才能が認められる場合があるが、学院では差別される存在」だったりと、様々な設定がある。とにかく重要なのは、

主人公が特殊な能力に目覚めるor先天的に特殊な能力を持つ → 魔法学院に通うことになる → 平民なので貴族達から差別される

の流れだ。

そして、この主人公を差別し、嫌がらせ行為をしてくる貴族の群れのリーダー格の存在こそが、悪役令嬢である。

・なぜ悪役令嬢が主人公をいじめるのか

身分差別と、恋のライバル意識からである。

身分差別は、前述の通り貴族しか学ぶことのできない学院に特例で入学してくる主人公の身分に対する差別である。なお、主人公以外にも学院に平民が入学している場合、主人公は広範な差別対象のうちのひとりに過ぎない。しかし、転生者かつ高い能力(主人公補正)を持つ主人公に対しては特に厳しく当たるようになる。

また、悪役令嬢が乙女ゲームの攻略対象であるイケメンと婚約している場合がある。この場合は、婚約者と親しくなっていく主人公が許せないという、至極もっともな理由である。

悪役令嬢モノでは転生者が生前(転生前)乙女ゲームをプレイ中に主人公の行動にツッコミを入れることもある。身分を超えた恋愛というロマンティシズムの中でおざなりにされた人間の倫理に対する、常識的反応である。

・悪役令嬢はどうなるのか

主人公に対して行った悪事が周囲にバレ、断罪される。主人公は想い人と結ばれるが、悪役令嬢は貴族の地位を失ったり追放されたり処刑されたりして物語から退場する。

・悪役令嬢モノとは何か 類型1

悪役令嬢を主人公とする物語群のことである。多くに適用できるテンプレートは次のようなものである。

「転生したら乙女ゲームの世界だった。しかも自分は悪役令嬢キャラクターで、このままメインストーリーが進んでしまうと断罪・追放・処刑されてしまう。それをなんとか回避するために( A )」

( A )に入るものが、主人公のキャラ付けや、物語の方向性を決める。

・悪役令嬢モノとは何か 類型2

また、このテンプレートをなぞりつつも、悪役令嬢がメインストーリーを無視して我が道を往くのもまた、新たなテンプレートとして定着している。つまり、

「転生したら乙女ゲームの世界で、自分は悪役令嬢だった。でも、せっかく乙女ゲームの世界に転生したので、メインストーリーに縛られずに( B )」

( B )に入るものが、主人公のキャラ付けや、物語の方向性を決める。

・類似の転生テンプレートとしての”聖女追放モノ”

乙女ゲームの世界に転生する作品の中で、悪役令嬢と双璧を成すジャンルがある。それが聖女追放モノだ。乙女ゲームの世界の主人公には「聖なる力を持つ」という設定が採用されることがある。それを「聖女」と呼ぶ。魔法の才能ではなく、聖なる力の才能=聖女であるという理由で、貴族たちの通う学院に通うことが許される。

・聖女の持つ聖なる力とは何か

この聖なる力は、先天的な能力であり、世界を救う力である。聖女の資格は、努力によって得られるものではない。

・聖女追放モノと悪役令嬢モノの世界観は似ているか

似ている。

ともに乙女ゲームの世界に転生する点や、転生先のキャラクターには婚約者がいる点、魔法などが存在するファンタジー色の強い世界観である点など、共通要素が多い。

・なぜ聖女は世界を救済するのか

世界が脅かされるからである

・聖女追放モノの世界は何に脅かされるのか

魔物や、それを率いる魔王などの、人間に害する存在である。

魔物に関しては、人間側が既に討伐の知識を有していることが多く、一定の均衡が保たれている。

その均衡が破られることをきっかけに、聖女が出現する。魔物の大量発生や、魔王の復活など、様々である。

・聖女はどのように世界を救済するのか

聖女は、聖なる力の行使によって世界を救済する。

・聖なる力とはどのようなものがあるか

魔物を寄せ付けない結界の生成・維持・管理、魔物の戦う者たちへの支援、制作物への無意識の聖なる力の付与、などである。

・聖女は聖なる力を把握しているのか

自覚的な場合と、無自覚な場合とある。

自覚的な場合、その高い能力を妬んだ婚約者から婚約破棄されるケースが非常に多い。

無自覚な場合、聖女は作品ごとに様々な方法で聖なる力を世界にばらまき、結果として世界を救済に導く。聖なる力を発揮する対象がそのままタイトルに入ることもある。

・主人公が聖女の乙女ゲームの王道テンプレートはどんなか

主人公が聖女という設定の物語は、魔王の復活が予言されている世界が多い。そして、その魔王に対抗できるのは聖女の力だけである。あるいは「聖女の加護を受けた者にしか魔王が倒せない」のように、世界が聖女を必要とする設定のものもある。

・世界を救済した後、聖女はどうなるのか

劇中で、かつての勇者の伝説・しきたりとして「勇者と聖女の二人が結ばれる」と語られることもある。聖女が転生者であり、歓迎される場合、この例にならうことが多い。

・聖女はひとりで世界を救うのか

聖女は、選ばれたイケメンたちと共に魔王や魔物と戦う。

聖女を守る役割として騎士がつけられることが多い。学院では、聖女に対して親切にする貴族もいる。普段から複数人の女性を周囲に侍らせている優男もいる。これらはすべてイケメンで、攻略対象である。

ただ、その世界で一番の王道、メインシナリオでの攻略対象は王子・王太子である。

・聖女はなぜ王子と結ばれるのか

前述の通り、「聖女はその聖なる力で民を救い、王子と共に魔王を倒して世界を救済し、その後二人は結ばれる」という物語がメインストーリーのテンプレートとして存在する。

だが、乙女ゲームならば、聖女が王子以外と結ばれてもよいはずである。あくまで、乙女ゲームのメインシナリオでは、王子と結ばれるということだ。

なお、悪役令嬢が主役であるときは、ほぼ例外なく平民=聖女=乙女ゲームの主人公サイドは、王子と結ばれる方向で進展していく。

・王子はなぜ聖女と結ばれるのか

王子には、すでに婚約者がいる場合がある。王子は主人公=聖女と恋に落ちると、貴族のご令嬢との婚約を蹴って、平民の聖女を選ぶ。政略結婚で決められた相手ではなく、心を通わせ真実の愛に気づかせてくれたヒロイン=聖女と結ばれるという物語が、聖女モノの王道である。

・身分を超えた恋愛という王道

ここで「平民との身分を超えた恋愛」がメタレベルで活用されている点に注意しておこう。

乙女ゲームのストーリーでは、主人公と攻略対象の誰が結ばれようと、基本的にそれは「平民との身分を超えた恋愛」となる。

だがそれに加えて、イケメンたちの抱える内面の問題を乙女ゲームの主人公が解決することにも、比重が置かれている。これらは個別シナリオと呼ばれる。

・個別シナリオとは何か

多くの恋愛アドベンチャーゲームでは、まず共通のシナリオ部分が存在する。その共通シナリオが進んでいるあいだに、攻略対象の好感度を一定値まで上げる・特定のイベントを発生させるなどの条件を満たすと、その攻略対象と恋愛関係へ発展するシナリオへと分岐する。

この、特定の攻略対象との恋愛を楽しむシナリオ部分を、個別シナリオと言う。これは共通シナリオに対応する言い方である。

・フラグ、ルート、

ゲーム内でシナリオを管理する際、「好感度が◯◯以上になった」「イベントAを発生させた」などのプレイヤーの行動を記憶する方法として、フラグ管理というものがある。詳細は省くが、

ある条件を満たす=フラグが立つ

という表現を取る。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめフラ)』このタイトルから、どのような物語か分かるようになっているだろうか。

また、◯◯(キャラ名)ルートという言い方がされることもある。これは、乙女ゲームにおいて、個別シナリオを、その攻略対象のキャラ名を使って区分して言う言い方だ。

乙女ゲームのプレイヤーたちは、共通ルートでフラグを立てて、目当てのイケメン攻略対象の個別ルートへ進むことを目指す。

ここまでで、このような文章も読解可能になっているはずだ。

・悪役令嬢による先取り

イケメン攻略対象たちの抱える問題を、悪役令嬢が乙女ゲームの主人公に先回りして解決してしまうことがある。おそらく一番有名な作品であろう『はめフラ』は、まさにこれである。

悪役令嬢は、幼少期から攻略対象らと交流がある。そして、メインストーリーでの悪役令嬢とは違う行動選択をとる。それはイケメン攻略対象たちが、将来、聖女たちと共に自分を断罪するのを防ぐ為である。

これによって、シナリオは大きく変容する。その変容は悪役令嬢自身の意図しない方向へ向かうこともある。悪役令嬢モノは、そのズレを楽しむ物語でもある。

悪役令嬢モノは、その多くが誤配の物語である。

・聖女はなぜ追放されそうになるのか

聖女モノのテンプレートの世界において、聖女には追放の危機が訪れることが多い。平民の主人公=聖女に自分の婚約者を奪われまいと、王子の婚約者のご令嬢が、黙っていないためである。

・王子の婚約者の令嬢は何をして、最後にどうなるのか

婚約者の令嬢は、主人公=聖女に対して悪質な嫌がらせをする。そして、聖女を学院からいられなくするために、聖女を陥れて追放に追い込もうとする。偽りの証言などにより、主人公は悪であり聖女に相応しくない事実をでっち上げて、王子の恋人の座から蹴落とそうとする。

しかし、聖女の味方は学院に多く存在し、その多くはイケメンで攻略対象である。イケメンの攻略対象たちによって悪しき企みはバレてしまい、婚約者の令嬢は断罪される。そして王子は真に愛する主人公=聖女と結ばれる。これが、乙女ゲームの主人公が聖女の場合の、王道シナリオである。

なお、ここで出てくる「聖女を追放しようと画策する、王子の婚約者の令嬢」こそが、悪役令嬢である。

・聖女追放モノとは

「転生したら、乙女ゲームの主人公で、聖女だった。しかし、私は聖女になんてなりたくない。だから( C )」

この( C )に入るものが、主人公のキャラ付けや、物語の方向性を決める。

しかし聖女追放モノにはもうひとつの王道テンプレートがある。

「聖女である私は、悪役令嬢に陥れられて居場所Aを追放されてしまった。しかし、聖女がいなくなったことで居場所Aは衰退していく。一方で、居場所Aを追放された私は新たな居場所Bを得て、( D )」

CやDに入る内容は、主に女性の自己実現や欲望に基づくものが選ばれる。

・聖女に普通の生活ができるのか

無理である。どんなふうに暮らしていても、聖女のすごい力が生活の至る所で発揮されてしまって、大体の聖女は、聖女という役割から逃れられず、聖女からの計画的追放(逃走)に失敗する。

・才能の無駄遣い

聖女追放モノは、才能を無駄遣いすることも多い。類まれなる魔法・聖なる力の才能を、日常の些細なことに使ったり、ただ自分の嗜好するものを求めて使ったりする。

・悪役令嬢モノと聖女追放モノの違い

悪役令嬢モノは、自身が断罪・追放・処刑されるという運命を回避するため、王道シナリオの改変を幼い頃から目指す。メインストーリーが始まる前からその改変を始めるため、幼いころから悪役令嬢の物語が始まることが多い。

聖女追放モノは、王道シナリオに沿って話を進め、悪役令嬢断罪シーンで悪役令嬢にあえて敗北し、追放されてから始まる。ほとんどの物語が、追放後の物語である。

・悪役令嬢はいつ乙女ゲームの主人公と出会うのか

悪役令嬢を断罪する原因となる、乙女ゲームの主人公とは、学院で初めて出会う作品がほとんどだ。転生者である悪役令嬢は、自分を破滅に導く乙女ゲームの主人公を警戒したり、敵対したりする。

学院に入る前に出会うケースもあるが、ほとんど見られない。

悪役令嬢側が一方的に聖女=主人公の存在を予知・予期している場合でも、主人公は平民であり、悪役令嬢の立場からは接触が難しい。それよりも、乙女ゲームにおいて攻略対象であるイケメンたちを、幼少期から手懐けようとするケースが多い。

この場合、悪役令嬢は自分に向けられる好意に対して鈍感である事が多い。

・悪役令嬢モノと聖女追放モノの違いを簡潔に

悪役令嬢モノはメインストーリーの中でもがいてシナリオの改変を目指す。

聖女追放モノは聖女が追放されたのち、新しい生活を始めるところから物語が始まる。

乙女ゲームのメインストーリーが始まる前からの物語だと悪役令嬢モノ、終わった後の物語なら聖女追放モノ、と整理できれば良かったのだが、聖女追放モノには乙女ゲームの世界観が前提とされていないものもある(後述)。

・悪役令嬢モノのバリエーション

悪役令嬢が転生者でない場合もある。この場合、悪役令嬢が何かをきっかけに改心し、傲慢で権威を笠に着た態度を改め、まっとうな人間に成長していく。

悪役令嬢改心モノの王道は、乙女ゲームのメインシナリオの夢を見て、このままだと自分が断罪されてしまうことを知るというものである。あるいは、メインシナリオが十分進行し、悪役令嬢が断罪され、処刑されて死亡した瞬間、何か不思議なことが起こって時間が巻き戻り、悪役令嬢は幼い自分から生き直す、というパターンもある。

・悪役令嬢改心モノにおける聖女

悪役令嬢改心モノでは、乙女ゲームのメインシナリオが開始されると、平民出身の聖女=乙女ゲームの主人公が登場する。

そして聖女には前世の知識がある場合が多い。聖女はメインシナリオを知っているが、悪役令嬢は改心してしまっていて悪役として成立していない。だが、聖女は、メインシナリオ通りに悪役令嬢を断罪しなければ、メインシナリオが完遂されない。

王子の婚約者の断罪して追放しなければ、乙女ゲームの主人公である聖女は、王子と結婚できない。この場合、乙女ゲームの主人公にとってシナリオ通りに動かない悪役令嬢は困った存在である。

・聖女追放モノのバリエーション

そもそも聖女追放モノには乙女ゲームのメインシナリオが存在しないものも多い。共通要素はいくつかある。

・聖女は過労に見舞われる

様々な事情から、聖女は過労に見舞われていることが多い。その過酷な環境から離れるところから始まる物語が非常に多い。

・聖女はどう追放されるのか

多くが、聖女自身に過失なく、他のものの悪意によって追放される。無能だと決めつけられる、成果を横取りされる、

・聖女追放モノにも現れる乙女ゲームの主人公的な女キャラ

愛のない表現になってしまったが、聖女の婚約者(大抵は王子)が、上述の「平民との身分を超えた恋愛」を求めてぽっと出の女に引っかかり、聖女を無能と断言し婚約を破棄し、追放する場合がある。

この際にも、「平民との身分を超えた恋愛」がメタとして活用されている。

・聖女が追放されるとどうなるか

聖女に比べると、バカ王子の愛した平民は力が足りず、聖女によって保たれていた秩序が乱れるなど問題が起こる。王子は失脚したり、聖女を取り戻そうと躍起になったりする。

・聖女追放が示す追放モノ類型の存在

実は聖女追放モノは、悪役令嬢モノと違い、別ジャンルからの影響も強く受けている。それはパーティー追放モノである。

・パーティーとは何か

パーティーとは、冒険者たちが集まって行動する際の単位である。

もとは、複数のキャラクターからメンバーを選出して戦わせるゲームにおいて、その編成単位を「パーティー」と呼んだことに由来する。FFやドラクエで常用されるため、ゲームをプレイする人々のあいだでは一般的用語として定着している。

・冒険者とは何か

魔法ファンタジーの世界において、国や騎士団に属さずに、己たちの力だけで世界の脅威と対決し、また世界を冒険する者たちを言う。

冒険者の仕事は、魔物を討伐した報酬や、薬草など特定素材の採集、ダンジョンと呼ばれる魔物の這いずり回る特殊な空間の探検・調査などである。

・パーティー追放モノとはなにか

本当は有能なのにパーティーか追放されてしまったが、(E)

パーティー追放モノはほとんどがこの類型である。

主人公が実は強いということを、別のパーティー内で頭角を現したり、田舎へ隠居して送る生活の中でその片鱗をチラつかせたり、主人公の追放によって支えを失ったパーティーが存続の危機に陥ったりすることで示されていく。

聖女追放モノとの類似は非常に多い。

・メインシナリオの強制力とは何か

乙女ゲームの世界において、メインシナリオが開始されると共に発生するとされる力。メインシナリオからの逸脱を許さない世界観であると、原作ゲーム内で特定キャラクターが死んだりトラウマを抱えたりする出来事が、必ず起こる。どんなに避けようとしても、メインシナリオに必要な特定の出来事が強制されることからそう名付けられている。運命論的世界観である。

SFの世界では、タイムリープモノで類似の現象が起こる。シュタインズ・ゲートなどを履修済みの人は、もう完全に理解しただろう。

なお、最近の流行はシナリオ強制力の度合いが緩いものである。共にあることが強制されているが、以前のような主従関係ではなかったり、トラウマとなる出来事の精神的ショックが主人公によって和らいでいたりし、メインシナリオの強制力はある程度残したまま、別様に展開していく。

途中で投稿してしまいました。申し訳ありません。

ただ、おそらくもう『悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』は読めると思います。また、アニメ化された悪役令嬢モノについても、遜色なく楽しめると思われます。

作業中に流し見できるようアニメ化作品を紹介しておきます。こんなにアニメ化されるとは思っていませんでした。正直アニメにして面白いのかどうか…ニコニコ動画でコメントと一緒に見るアニメです。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』

乙女ゲーム基礎を丁寧に解説してくれます。

『歴史に残る悪女になるぞ』

幼少期から努力と才能によって悪役令嬢が自己実現していく物語です。メインシナリオの強制力が、聖女

『悪役令嬢LV.99』らを履修すると、悪役令嬢については何でも読めるようになるでしょう。

聖女追放モノとしては、アニメ化作品がテンプレを若干外しているため、注意が必要です。紹介しておきます。

『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる』

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