
うろいぬです。
初めまして。うろいぬです。
好きな漫画について改めて考えさせられると、1冊だけを選ぶのが難しい上に、
普段人と漫画について話をしないので自分って話をしたいことがあるんだなと気付かされます。
1冊だけ選定せよとのお達しですが、巻数単位で考えることはあまりないので、
いくつか挙げた上でトップの1冊を選定したいと思います。
(1冊単位だと真似したいなと思って手元にあるやつになりますね)
◯チェンソーマン13巻
ストーリーラインと会話劇自体は少年漫画らしいテンポと情報量であるのに、
尺や間の取り方、画作りがフィルム映画のようでそのアンバランスさがカッコいいので好きです。
この巻が一番洗練されてるように感じます。次点でファイアパンチ1巻。
◯MasterキートンReマスター1巻
縦4コマが多く、3コマベースが主流であろうに4コマが基本にして考えられてそうなコマ割りです。
その割に全然読みづらくない!スッキリしているしテンポも良い。
サスペンスでありながら人情噺や寓話調で〆ていてカッコいいので好きです。
◯魔々勇々4巻
No.33「スタンド・バイ・マミー」というサブタイトルを育ての親(所謂ロリババア的なキャラクター)との別れに持ってくるという照れ隠しのなさが潔くて大好きです。
そして最終No.34は「シトラスは片想い」この物語がシトラスという一人の少女を基点として始まったことがわかったところにぶち込まれる大文字のサブタイトル。
脱線しますがNo.12の「ミネルヴァという少女がおりました」も好きです。
今わかりましたが私はサブタイトルを演出に使うのが好きです。
◯ヘウレーカ
堅実でコミカルなドラマが続き、飄々とした主人公が最後の最後でキャラクター性を保ったまま漫画らしい大見得を切るところが最高にカタルシスがあって好きです。
こんなもんでしょうか。
改めるとどれも好きですが、チェンソーマン13巻が1番好みな気がします。(どこかで藤本タツキは教科書にならない、という話があった手前アレですが)
よし、では読んでくださってありがとうございました。
またよろしくお願いします。