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【ゲーム】『Thank Goodness You’re Here!』【No.2】


steamのランキングに上がっていた『Thank Goodness You’re Here!』を見つけたのが最初のキッカケ。PVを見てみたらなんかすごくイギリスっぽくて、調べてみたら実際イギリスに拠点を持つスタジオが制作しているらしくて購入を決めた。

 

目新しいムービーが流れる最初の5分がおもしろさのピークで、そのあとはただただスティックをいろんな方向に倒しながらAボタンを連打するだけのゲームになる。まったくおもしろくない。

 

下品な表現や自虐的かつ露悪的な笑いが多く散りばめられていて、いわゆるナンセンス系のおもしろさ(だとぼくは理解した)はあるのだが、ゲーム全体にサブカル的な上から目線を感じて、愚かなキャラクターや世界観をバカにしていいのか悪いのかもよくわからないし、さらにはそれらの要素がゲーム性やゲーム体験とは全く結びつけられていないので、なぜこれをゲームとして世に出したのかがわからない。 

 

「ゲームではなく、楽しい笑える動く紙芝居だと思え」というレビューもあるが、紙芝居は紙芝居を読む人間がリズムを作ってくれるがゆえの楽しさがあるが、このゲームにリズムというものは全くない。加えて、インディーズにありがちな無意味ギミックが多いために、作業感が半端なく、早々に飽きが来る。

 

作品としてのおもしろさは「イギリス出身の人間がイギリスを下品にバカにしている映像が楽しい」というほとんど出オチに近い要素だけなので、PVを見ればそれで必要十分です。

 

おわり

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