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マンガを変える力を持つ
ひらめき☆マンガ教室は、あなたがマンガを描き、マンガを読み、マンガについて考える力を、最大限まで伸ばす教室です。今年で、第8期目を迎えました。
「ひらめき」とは何でしょうか。それは、あなたのマンガ活動を円滑にする、柔軟な発想の力です。
マンガで表現活動をすると、さらにはマンガについて考えていると、どうしても、わからないことが出てきたり、ネットなどで見聞きする曖昧な情報に惑わされたりします。
たとえば「コマ割りの仕方」。たとえば「面白さとは何か」。たとえば「編集者に言われたアドバイスの意味」。たとえば「自分は、どんな作家になっていくべきか」。
ひらめき☆マンガ教室は、そうした疑問の数々を、解きほぐしていける教室です。現役の商業漫画家として活躍する講師たちは、あなたの問いに、真摯に応えてくれます。マンガ家という仕事の内実や、作業を効率的に進めるノウハウ、息抜きの仕方などまでも、役立つアドバイスが毎回、行われます。
聞こえがいいだけの創作論や、万能のように見せかけた悪しき技術論からの発想の転換をはかり、きわめて実践的で、かつあなた自身の活動に即した解決(=ひらめき)を探るのが、この教室のやり方です。
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マンガに興味があって、ここで学ぶ意欲がある人なら、どんな方でも歓迎します。もちろんマンガが描けなくても構いませんし、プロ作家も、ほぼ毎年、受講生として学びに来ています。
求められるのは、作品を完成させるやる気と、よりよく変わろうとする積極性、そしてあくなき行動力のみです。つまりは、あなたにも努力してもらいたい、ということです。簡単なことのように思われるかもしれませんが、1年のカリキュラムはそれなりにたいへんですので、どうかぜひ、それらを携えていただければ幸いです。
それを踏まえて、この教室の一員になっていただければ、1年後には、あなたにとってマンガは、必ずや、以前と全く違った価値を持つ、もっと素敵な、大切な、「なにか」になっているに違いありません。
眉唾ものだと思われるかもしれません。しかし過去7期にわたる受講生の、在籍中からの、そして卒業後の活躍ぶりが、この教室の方針の正しさを証明してくれています。ですから、僕は、自信を持って皆さんをこの教室へお招きします。
数多くのご応募をお待ちしております。
主任講師 さやわか
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講師
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さやわか
1974年生まれ。ライター、物語評論家、マンガ原作者。
〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉主任講師。著書に『世界を物語として生きるために』(青土社)、『僕たちのゲーム史』『文学の読み方』(いずれも星海社新書)、『名探偵コナンと平成』(コア新書)、『RPGのつくりかた:橋野桂と『メタファー:リファンタジオ』』(筑摩書房)、編著に『マンガ家になる!』(ゲンロン、西島大介との共編)など。『スター・ウォーズ:ビジョンズ のらうさロップと緋桜お蝶』で脚本、『キューティーミューティー』『永守くんが一途すぎて困る。』(いずれも作画:ふみふみこ)でマンガ原作を手がける。「コミックブリッジ」で『ヘルマンさんかく語りき』(作画:倉田三ノ路)を連載中。
@someru
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大井昌和|おおい・まさかず
第三回電撃ゲームコミック大賞銀賞。
月刊電撃コミックガオ!にて『ひまわり幼稚園物語あいこでしょ』でデビュー。
2024年には、15年間にわたる連載『おくさん』が完結。
他の主な作品は『ちぃちゃんのおしながき』『明日葉さんちのムコ暮らし』『ヒーローガール×ヒーラーボーイ』など。
@ooimasakazu
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武富健治|たけとみ・けんじ
1970年生まれ。代表作『鈴木先生』『掃除当番(短編集)』『惨殺半島赤目村』「火花」(原作:又吉直樹)。最新作『古代戦士ハニワット』を漫画アクションにて連載中で、2024年から第3部「流浪回想編」が開幕。
@ryosuketono
ゲスト講師
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上山道郎|うえやま・みちろう
プロフィール詳細
1970年生まれ。千葉県民。
「怪奇警察PSY-POLICE」で第27回小学館新人コミック大賞児童部門(藤子賞)を受賞し、月刊コロコロコミックで連載デビュー。
代表作に『怪奇警察サイポリス』『機獣新世紀ZOIDS』(小学館)、『ツマヌダ格闘街』(少年画報社)。
『悪役令嬢転生おじさん』(少年画報社)はTwitterの投稿がバズって商業誌連載となり「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門4位に入賞。
2025年1月にTVアニメ化して画業30年を過ぎて自身最大のヒット作となった。
インターネット上での続編・オリジナル作品の執筆・公開やSNSでのパロディ作品の公開なども積極的に行っている。
@ueyamamichiro
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浦沢直樹|うらさわ・なおき
プロフィール詳細
1960年、東京生まれ。漫画家。1983年『BETA!!』でデビュー。代表作に『YAWARA!』『MONSTER』『Happy!』『20世紀少年』など。現在、最新作『あさドラ!』を「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中。これまでに小学館漫画賞を三度、手塚治虫文化賞マンガ大賞を二度受賞したほか、国内外での受賞歴多数。世界累計発行部数は1億4000万部を超える。2021年末より作品の電子配信を解禁し、順次配信中。ミュージシャンとしても精力的に活動しており、これまでに2枚のアルバムを発表、2025年2月26日にはサードアルバム『Love Songs』を発表する。
@urasawa_naoki
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神成明音|かんなり・あかね
プロフィール詳細
漫画編集者。1986年生まれ。
2012年にマンガ制作会社・株式会社シュークリーム入社。同社執行役員。『FEEL YOUNG』担当デスク。2024年6月に発足した新電子WEBレーベル『OUR FEEL』編集長。他、『on BLUE』『from RED』でも担当を持つ。
主な担当作に、「このマンガがすごい!2021」オンナ編第1位や第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門ソーシャル・インパクト賞に選出された『女の園の星』(和山やま)、「このマンガがすごい!2023」オンナ編第2位『ジーンブライド』(高野ひと深)、TVドラマ化作品『こっち向いてよ向井くん』(ねむようこ)、『ブランチライン』(池辺葵)、『吉祥寺少年歌劇』『発達障害なわたしたち』(町田粥)、『脱落令嬢の結婚』(麻生みこと)、『オンリー・トーク』(一穂ミチ×志村貴子)、『オレの妹に勝てる気がしねえ』(ためこう)など。【画:町田粥】
@ame_kimagure
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静脈|じょうみゃく
プロフィール詳細
2021年、少年ジャンプ+にて「ハイパーハードスペシャルミッション」(原作担当。作画:依田瑞稀)でデビュー。 2022年より少年ジャンプ+にて「マリッジトキシン」(原作担当。作画:依田瑞稀)を連載。 ひらめき☆マンガ教室2〜3期正規受講生、5期より聴講コース。プレーン味が好き。
@joumyakun
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師走の翁|しわすのおきな
プロフィール詳細
成年向けのエロ漫画を描いて20数年。代表作は『シャイニング娘。』『ピスはめ!』『ヌーディストビーチに修学旅行で!!』『円光おじさん』など。その他各種イラストレーターとしても活躍、趣味のDJ活動はお休み中。
@siwasunookina
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鈴木マサカズ|すずき・まさかず
プロフィール詳細
漫画家。株式会社BLUEDOG代表。愛知県出身。京都精華大学芸術学部卒。スピリッツ増刊21(小学館)にてデビュー。著書に『無頼侍』(エンターブレイン)、『ダンダリン一◯一』(原作:田島隆/講談社)、『マトリズム』(日本文芸社)など。2025年2月現在、『「子供を殺してください」という親たち』(原作:押川剛)、『ケーキの切れない非行少年たち』(原作:宮口幸治)、『それでも、親を愛する子供たち』(原作:押川剛、作画:うえのともや)、『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』(原作:石井光太、作画:ワダユウキ)をくらげバンチおよびコミックバンチKai(いずれも新潮社)にて連載中。
@suzukimasakazu
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須見武広|すみ・たけひろ
プロフィール詳細
1969年生まれ、北海道出身。少年画報社ヤングキングアワーズGH編集長代理。主な担当作品は、「次にくるマンガ大賞2022」コミック部門4位、2025年1月よりTVアニメ化した上山道郎「悪役令嬢転生おじさん」、「ツマヌダ格闘街」。水上悟志「スピリットサークル」、2018年にTVアニメ化した「プラネット・ウィズ」、「水上悟志のまんが左道」。Boichi「サンケンロック」、2002年にTVアニメ化した宇河弘樹「朝霧の巫女」など。現在アワーズGHにて塩野干支郎次、光永康則、いのまる、磯本つよし、アワーズ本誌にて瀬戸一里を担当。【画:Boichi】
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鶴谷香央理|つるたに・かおり
プロフィール詳細
1982年富山県生まれ。2007年『おおきな台所』でデビュー、同作品で第52回ちばてつや賞・準大賞を獲得する。初めてのコミックス『メタモルフォーゼの縁側』で、宝島社 「このマンガがすごい!2019」オンナ編1位、「第22回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門新人賞などを受賞。2022年には実写映画化。
初連載作品の『don’t like this』もコミックス発売中。
現在、web TRIPPERにて『傲慢と善良』(原作:辻村深月)連載中。
@tsurutani
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夏目房之介|なつめ・ふさのすけ
プロフィール詳細
1950年東京生。青山学院大学卒。出版社勤務後、マンガ、エッセイ、マンガ評論など。99年、朝日新聞社手塚治虫文化賞特別賞受賞。著書に『手塚治虫はどこにいる』『あの頃マンガは思春期だった』(ちくま文庫)『手塚治虫の冒険』(小学館文庫)『マンガの力』(晶文社)、共著に『マンガの読み方』(宝島社)他多数。NHK「BSマンガ夜話」レギュラー。2008年から2021年まで学習院大学文学部教授を務める。
@fusa811
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濱田轟天|はまだ・ごうてん
プロフィール詳細
1976年生まれ。東京都出身。2000年ちばてつや賞(一般部門)入賞。 職業漫画家を目指すも経験が足りず挫折。様々な職種を経験し、2009年からSNS等で漫画を発表し始める。 2021年持ち込みを再開。2022年『平和の国の島崎へ』で漫画原作者デビュー。2024年9月から別冊ヤングチャンピオン誌で『ウミガミ〜絶島のジェノサイド〜』連載開始。2025年1月からマンガワンで『ミハルの戦場』連載開始。2025年2月現在3本の連載でネーム原作を担当している。2024年マンガ大賞4位。第8回さいとう・たかを賞受賞。趣味はサバゲと怪談鑑賞。
@hamada_gouten
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ブルボン小林|ぶるぼん・こばやし
プロフィール詳細
1972年生まれ。「なるべく取材せず、洞察を頼りに」がモットーのコラムニスト。
2000年「めるまがWebつくろー」の「ブルボン小林の末端通信」でデビュー。現在は「女性自身」「あさひてらす」などで連載。小学館漫画賞選考委員。著書に『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(ちくま文庫)、『増補版ぐっとくる題名』(中公文庫)、『あの人が好きって言うから…』(中央公論新社)、『マンガホニャララ』(文春文庫)など。【画:藤子不二雄Ⓐ】
@bonkoba
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水上悟志|みずかみ・さとし
プロフィール詳細
1980年生まれ。2002年、少年画報社にて「弥一郎」でデビュー。ヤングキングアワーズでの代表作は2022年にTVアニメ化した「惑星(ほし)のさみだれ」、「スピリットサークル」、画業20年を記念して刊行した回顧録&まんが家志望者へ向けた指南書「水上悟志のまんが左道」。シリーズ構成・ネーム&キャラクター原案を担当した2018年放送のTVアニメ「プラネット・ウィズ」。マッグガーデンより2024年にTVアニメ化した「戦国妖狐」。現在マッグガーデンのMAGCOMIで「最果てのソルテ」を不定期連載。ヤングキングアワーズでネーム原作者として「クライマックスネクロマンス」(作画:瀬戸一里)を連載中。
@nekogaeru
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由田果|ゆたか
プロフィール詳細
神奈川県出身。2020年、ひらめき☆マンガ教室在籍中に第86回小学館新人コミック大賞入選。第3回 ゲンロンひらめき☆マンガ大賞にてひらめき☆特別賞受賞。同年、少年サンデーS増刊で読切デビュー。読切、短期集中連載を経て、2024年まで『君と悪いことがしたい』を「週刊少年サンデー」で連載。
@ytkcchi
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吉田屋敷|よしだ・やしき
プロフィール詳細
千葉県出身。アニメ業界を経てひらめき☆マンガ教室を受講。2024年、『憎まれ悪役令嬢のやり直し 今度も愛されなくて構いません』(構成担当。原作:鬱沢色素、作画:鏡ナオ)で連載デビュー。
同年、『邪魔な初級職を追放したら、大変なことになっちゃったんですけど!?~追放された初級職【アイテム師】が自分の居場所を見つけるまで外伝~』(作画担当。原作:真波潜)を連載。
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東浩紀|あずま・ひろき
プロフィール詳細
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。
@hazuma
コース
受講は①「ひらめき制作コース」②「制作コース」③「聴講コース」の3コースから選べます。
①「ひらめき制作コース」では、個別面談やヒアリングを繰り返し行い、あなたの活動を徹底的にバックアップします。プロを目指す方や、方針の定まらない方、表現活動で迷われている方などをはじめ、「ひらめき」のノウハウを完全に体験していただくうえで、すべての方に強くおすすめするコースです。
①「ひらめき制作コース」および、②「制作コース」に参加される方には、月1回程度、最大16ページ程度の制作課題が出されます。あなたの描いた作品を豪華なゲスト講師に講評してもらえ、マンガを描く能力を向上させ、また作品の改善の仕方を学んでいくことができます。
③「聴講コース」では、課題を提出し講評を受けることはできませんが、すべての講義に参加できます。課題の提出が難しい方、またはマンガに関心はあるが描く予定がない方におすすめするコースです。読者や編集者目線でマンガを学んだり、関わっていきたい方にも適しています。
これら3コースでは商業マンガの企画の立て方を学ぶワークショップや、クリップスタジオなど実際の制作ツールの使い方を学ぶ日もあります。受講生が3チームに分かれ、合同誌を作って即売会に参加する課題もあります。いずれも、マンガについて深い学びを得ることができます。
課題講評 | 個別面談 | ひらめき☆マンガ+の利用 | |
ひらめき制作コース | 〇 | 〇 | 〇 |
制作コース | 〇 | × | 〇 |
聴講コース | ×(注1) | × | △(注2) |
(注1)インタビューや同人誌制作など運営から案内のある一部の課題やワークショップにはマンガ制作以外の形で参加できます
(注2)制作課題の提出はできませんが、その他の機能はすべてご利用できます
プログラム
- ゲンロン ひらめき☆マンガ教室(以下、ひらめき☆マンガ教室)第8期は、2025年5月から2026年5月までの通年講座です。開講期間途中での受講申込や一部講義のみの受講は受け付けておりません。
- ひらめき☆マンガ教室では、テーマに沿って作品の制作と講評を行う「着想」「展開」「応用」および、受講生のマンガ制作をサポートする「ひらめき」の授業を組み合わせた実践的なカリキュラムをご用意しています。
- 「ひらめき制作コース」および「制作コース」受講生は、「着想」「展開」「応用」の授業においてネーム8回、完成稿9回の課題と、それに対するアピール文を「ひらめき☆マンガ+」に提出し、公開することが求められます。
- さらに授業のほか、創作や課題に取り組む中で生じたお悩みを相談できる質問フォームも設けています。主任講師のさやわか先生、講師・センパイの大井昌和先生が質問にお答えします。個別に手厚いサポートを受けられるのも、ひらめき☆マンガ教室の魅力です。
- 講義および講評会は月1回から2回、週末の午後よりゲンロンカフェにて行い(一部の授業やワークショップを除く)、講評の一部はデビューをサポートするためYouTubeで中継されます。
- 課題は講評会の約1か月前に担当の講師より提示され、作品は講評会の7日前までに提出いただきます。ひとつの課題につき、ネームと完成稿とで2回の講評が行われます(中間課題を除く)。ただし、授業内ですべての作品が講評されるとは限りません。
- ネームは主任講師によって、講評前に優秀な作品が5つ選出され、ゲスト講師のもとに送られます。この5作品は授業内で必ず講評が行われます。また、ネーム講評後には主任講師とゲスト講師の協議によって、完成稿提出を義務づける3名が選ばれます。この3名は完成稿を提出すれば必ず完成稿講評が受けられます。
- 「ひらめき」の授業は、主任講師による講義と個人面談からなり、受講生がマンガ家になるための多面的なサポートを行います。「どうすればマンガを描き続けられるのか」「編集者とどのようにコミュニケーションすればいいのか」「商業誌に持ち込むにはどうしたらいいのか」など、多くのマンガ家志望者が抱える悩みや疑問に対してお答えします。ただし、個人面談を受けることができるのは「ひらめき制作コース」受講生のみです。
- 講義・講評の模様は受講生限定で同時配信されるほか、アーカイブ動画を受講生向けの限定公開でウェブ上にアップします。本講座期間中はストリーミング配信で視聴し、復習することができます。やむを得ない事情で授業を欠席した場合にも、講義・講評の内容を確認することができます。
年間スケジュールをひらく
日程 | テーマ | 1限目 | 2限目 | 3限目 | 講師 |
---|---|---|---|---|---|
2025年4月 | さやわかより課題の提示 | ||||
5月17日(土) |
着想1 マンガで伝える |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 課題1・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題1・ネーム講評 |
武富健治・さやわか |
6月21日(土) |
着想2 キャラクター |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 課題2・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題1・完成稿講評 |
濱田轟天・大井昌和 |
7月12日(土) |
ワークショップ デジタルマンガ基礎 |
13:00-17:00 講義・ワークショップ |
吉田屋敷・ 吉田とらじろう(スタッフ) |
||
7月26日(土) |
着想3 画面を作る |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 課題3・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題2・完成稿講評 |
師走の翁・さやわか |
8月23日(土) |
ひらめき1 振り返り① |
13:00-14:00 講義 |
14:15-17:00 個別指導 |
さやわか | |
9月6日(土) | 特別授業 |
15:00-18:30 特別授業 |
浦沢直樹・武富健治・ 東浩紀 |
||
9月20日(土) |
展開1 |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 課題4・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題3・完成稿講評 |
鈴木マサカズ・武富健治 |
10月4日(土) |
ワークショップ 企画の作り方 |
13:00-17:00 講義・ワークショップ |
静脈・大井昌和 | ||
10月予定 |
展開2 |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 課題5・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題4・完成稿講評 |
上山道郎・さやわか |
11月予定 |
展開3 |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 課題6・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題5・完成稿講評 |
ゲスト講師・さやわか |
12月予定 |
ひらめき2 振り返り② |
13:00-14:00 講義 |
14:15-17:00 個別指導 |
さやわか | |
1月予定 |
ワークショップ マンガの読み方・評し方 |
13:00-17:00 講義・ワークショップ |
夏目房之介・大井昌和・ さやわか |
||
2月予定 |
応用1・中間課題 同人誌の制作・販売 |
同人誌の制作・販売(課題7) |
鶴谷香央理・由田果・ 大井昌和・さやわか |
||
2月予定 |
特別授業 合同授業 |
大森望 SF創作講座 × ひらめき☆マンガ教室 |
ゲスト講師・大森望・ さやわか |
||
3月予定 |
応用2 |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 課題8・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題6・完成稿講評 |
ゲスト講師・さやわか |
4月11日(土) |
応用3 総合性 |
13:00-14:00 講義 |
14:15-15:45 最終課題・ネーム講評 |
16:00-17:00 課題8・完成稿講評 |
水上悟志・須見武広・ 大井昌和 |
4月18日(土) |
ひらめき3 振り返り③ |
13:00-14:00 講義 |
14:15-17:00 個別指導 |
さやわか | |
5月 | 第8回 ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞選考会(最終講評会) |
ブルボン小林・神成明音・ 武富健治・さやわか |
※最終講評会では「第8回 ゲンロンひらめき☆マンガ大賞」と題し、ひらめき☆マンガ教室 第8期における最優秀賞作品を選考します。また審査には、多数の現役のマンガ編集者に配点に加わっていただきます。
※やむを得ない事情により、日程やカリキュラム、授業の内容などが変更になる場合があります。その際には、すみやかに受講生のみなさんにお知らせをします。
昨年行われたオープンキャンパスの様子はこちらからご確認ください。
受講生の声
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藤原ハル(第6期受講生・ひらめき☆マンガ大賞受賞・第90回ちばてつや賞ヤング部門大賞受賞(『夜を泳ぐ魚たちは』))
おおげさでなく私はひらめき☆マンガ教室で人生が変わりました。
主任講師のさやわか先生が教えてくれる「考え方」――漫画の表現には意味がなくてはならない。目的から考える。逆算して選択する。卒業してからも仕事の選択に迷うときはひら☆マンで学んだ考え方を自分の中で繰り返しています。
足場が固まるから、人に漫画を読まれるのが怖くない。目的があるから、編集者の言葉が怖くない。
自分の殻を捨てたい人はぜひ受講してください。そしていっぱい描いてください。漫画描くのって最高に楽しいです!
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やながわけんじ(第6期受講生・選考委員特別賞 神成明音賞受賞)
自分は地方在住という環境もあり漫画を継続して描き続けられないことに悩んで受講しました。
この教室はまず課題が良いので毎回「描きたい!」という気持ちが湧き上がります。描いた作品にプロの漫画家から言葉をもらえます。そして月に一本漫画を完成させるので描くことが習慣になります。フィードバックも充実していて、講義などでわからない部分があったら主任講師が丁寧に説明してくれるので自分が現在何に躓いているのかを客観的に理解できます。
自分と同じように続けられなくて悩んでいる人や1人で行き詰まっている人には強くおすすめしたいです。描いてみたいけど迷ってる人も、完成させたら充実感や発見が結構あると思うのでおすすめしたいです。
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ヤギワタル(第6期受講生・選考委員特別賞 ブルボン小林賞受賞)
ひら☆マンではいきなりネームや完成稿を描くことになり、最初は驚きました。普通は描き方を学んでから、「では描きましょう」となるはずだからです。しかし今となっては、ひら☆マンのやり方のほうが伸びるなと実感しています。完成させてからのほうが、自分の作品とプロの作品を比較して、「この差を埋めるにはどうしたら良いか?」という発想でいろいろインプットできて吸収度が高くなるからです。裏を返すとこれは、マンガの読み手にも有効な講座だと思います。
描き手にはひらめき制作コースをオススメします。「言いたいことは作品で伝える」の信条を持っている人こそ、自分の状況や目標を言語化すると、何をすれば良いかがより明確になっていくと思います。言語化をひとりでやるのは難しいですが、さやわか先生が引き出してくれます。
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かわじろう(第5期受講生・ひらめき☆マンガ大賞受賞・第93回小学館新人コミック大賞 青年部門 大賞受賞(『コースロープ』))
いつかめちゃくちゃ面白いマンガを描くんだ、と意気込んでいるばかりで、何も描けずにいました。そもそも僕は、自分のマンガで誰を面白がらせたいのかも、分かっていませんでした。
ひらめき☆マンガ教室に入るといきなり、主任講師のさやわかさんをはじめ、マンガの第一線で活躍している人達や周りの受講生が自分の読者になってくれ、真剣にアドバイスをくれます。そうして毎月、新しい作品を描いては読んでもらっているうちに、マンガの世界にはどういう評価軸があって、そこで何をしたいのか、誰に届けたいのか、自分のマンガの輪郭が見えてくるようになりました。これからマンガを描く人にも、自分のマンガをもっと面白くしたい人にも参加してみてもらいたい教室です。
卒業生の主な活躍
スマートフォンで見る場合は横にスクロールしてください。
氏名 | 期 | 賞・活動 | X (旧Twitter) |
---|---|---|---|
藤原ハル | 第6期 | 第90回ちばてつや賞ヤング部門で大賞受賞(『夜を泳ぐ魚たちは』) 「FEEL YOUNG」にて短期連載(『元気でいてね』) 「少年ジャンプ+」「となりのヤングジャンプ」「ヤンマガWeb」「やわらかスピリッツ」に読切掲載 |
@HALfujiwara |
やながわけんじ | 第6期 | 「週刊ビッグコミックスピリッツ」に読切掲載(『煩悩』) 「webアクション」に読切掲載(『オタクに優しいギャルの兄ちゃん』) |
@yanagawa_kenji |
とこのま | 第6期 | 「ミックアーススター」に連載(『稲穂くんは偽カノジョのはずなのに』) 「コミックトレイル」に不定期連載(『ギャルは質素ご飯にそそられる』) |
@tokonomama |
かわじろう | 第5期 | 第93回小学館新人コミック大賞 青年部門で大賞受賞(『コースロープ』) 「SHURO」に読切掲載(『かわじろう短編シリーズ』 『かえちゃんの新しい友達』)、「ビッグコミック」に読切掲載(『13歳』) |
@cawajirooo |
降原 | 第5期 | 「月刊!スピリッツ」に読切掲載(『らぁめん蓮華』) | @furu_para |
富田童子 | 第5期 | Cannaより単行本が発売(『BOYS OF THE DEAD』) 「週刊漫画ゴラク」に作画担当で連載(原作:都伊カオル『戸村助教授のアソビ』) |
@TomitaDouji |
小林煌 | 第5期 | 「となりのヤングジャンプ」に作画担当で連載(原作:日之影ソラ『十三番目の転生者』)
「comicスピラ」に作画担当で連載(原作:紫藤朋己『時ノ檻~死に戻りの霊装使い、【コピー】能力で最強へと至る~』) |
@kr_kob |
吉田屋敷 | 第5期 | 「マガポケ」に作画担当で連載(原作:真波潜 、キャラクター原案:ひづき みや『邪魔な初級職を追放したら、大変なことになっちゃったんですけど!?~追放された初級職【アイテム師】が自分の居場所を見つけるまで外伝~』)
「Palcy」にネーム構成で連載(原作: 鬱沢色素 、作画:鏡ナオ、キャラクター原案:河地りん『憎まれ悪役令嬢のやり直し 今度も愛されなくて構いません』) |
@yashiki_cmc |
清水しの | 第4期 | 「月刊コミックバンチ」に連載(『オオカミ部下くんとヒツジ上司さん』) | @doro10mizu |
あまこう | 第4期 | 「エクレアコミック」より単行本発売(『おっぱいでメロメロにしてやんよっ』、『エッチにハマってなにが悪いっ』、『雄嫁候補はねっとり襲う 』) | @13amakou |
桃井桃子 | 第4期 | 「週刊漫画TIMES」に不定期連載(『1:2交際はラブコメに入りますか?』) | @umintz |
静脈 | 第3期 | 「少年ジャンプ+」に原作担当で連載(作画:依田瑞稀『マリッジトキシン』) | @joumyakun |
由田果 | 第3期 | 「週刊少年サンデー」に連載(『君と悪いことがしたい』) | @ytkcchi |
景山五月 | 第3期 | 「ねこぱんち」に連載(『黒猫の○○ごっこ』)、「コミックウォーカー」に作画担当で連載(『コワい話は≠くだけで。』) | @unyamho |
ハミ山クリニカ | 第3期 | 「文春オンライン」に連載(『東大女子という生き方』)
「ぶんか社」より単行本発売(『汚部屋そだちの東大生』) 「竹書房」より単行本発売(『なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味』) 「さくら舎」より単行本発売(『心の穴太郎』) |
@kllinika |
kubota | 第3期 | 「good! アフタヌーン」に連載(久保田之都『週末芸人』) | @kubota0612 |
やまだ亜麻 | 第2期 | スリーズロゼコミックスより単行本が発売(『天使と悪魔と床と壁』) | @ama_yamada |
辻恵 | 第2期 | 「COMICリュウ」に連載(『難しいほうのサイトーくん』) | @_slice007_9 |
草原うみ | 第1期 | 「月刊!スピリッツ」に連載(『やがて、ひとつの音になれ』) | @umikusahara |
募集概要
定員
ひらめき制作コース・制作コース 35名
聴講コース 30名
※募集期間中、先着順での受付となり、定員に達し次第受付を締め切らせていただきます。
※応募状況により、定員は若干名増えることがあります。
募集期間
2025年3月31日(月)正午まで
ひらめき制作コース 受講料
330,000円(税込363,000円)※同人誌制作費・同人誌販売経費・修了作品選考料を含む
制作コース 受講料
300,000円(税込330,000円)※同人誌制作費・同人誌販売経費・修了作品選考料を含む
聴講コース 受講料
165,000円(税込181,500円)
お申込み
ゲンロン ひらめき☆マンガ教室の受講を希望される方は、受講規定をお読みになってから、下記リンクよりゲンロンショップの申込み商品をご購入ください。
銀行振込をご希望の方は、商品を注文後、1週間以内に受講料全額(消費税込)をご入金ください。入金が確認でき次第、手続き完了となります。振込手数料は申込み者の負担とさせていただきます。
クレジットカードでの決済を希望する方は、ゲンロンショップの指示にしたがい、手続きを終えてください。決済終了が確認でき次第、手続き完了となります。どちらの場合も、入金が確認されない場合は、申込みはキャンセルとさせていただきます。定員に達し次第、募集は締め切らせていただきます。
開講までの流れ
授業開始日は2025年5月17日(土)です。事前にメールで初回授業のご案内を差し上げます。
受講規定
お申込み前に必ずお読みください(クリックで開きます)
受講資格
ゲンロン ひらめき☆マンガ教室の受講資格に、年齢、性別、国籍、学歴、活動歴の制限はありません。ただし、未成年の方は保護者の方の同意書の提出が必要となり、一部の授業への参加をご遠慮いただく場合がございます。
使用言語
授業は日本語で行われます。
授業期間
授業期間は2025年5月から2026年5月の約1年間です。
場所
本講座の講義および講評会は月1回から2回、週末の午後よりゲンロンカフェにて行います(一部の授業やワークショップを除く)。
受講手続
ゲンロンショップより申込みを行ったのち、受講料の納入が確認された時点で受講手続きが完了するものとします。受講手続は申込み順で行われます。また、受講の申込みをもって本受講規定に同意したとみなされるものとします。受講手続き完了時にはメールで連絡いたします。
定員
定員はひらめき制作コース・制作コースあわせて35名、聴講コース30名です。ただし、応募数が最小人数に満たないときは開講しない場合があります。応募状況により、定員は若干名増えることがあります。
スケジュール
授業日・授業時間は別途ウェブサイトに明示いたします。やむを得ない事情により、日程やカリキュラム、授業の内容などが変更になる場合があります。
撮影・放送
欠席時の自習や復習のため、授業を受講生に対しオンライン配信し、受講期間のあいだ有効な授業動画の視聴権限を付与します。また授業の一部はネットで外部にも配信されることがあります。ゲンロンは記録および広報のため、授業風景を予告なく静止画あるいは動画で撮影することがあります。撮影を希望しない受講生はその場で、あるいは事前に必ず申し出てください。
メーリングリスト
授業についての連絡は、公式メーリングリストを用いて行います。公式メーリングリストに登録するアドレスについては別途アンケートでお伺いいたします。
受講料
- 金額
- 受講料は別途ウェブサイトに明示いたします。ひらめき・制作コースの受講料には、同人誌即売会参加費・同人誌制作費・修了作品選考料が含まれます。
- 納入方法
- 受講料は、現金、銀行振込、所定のクレジットカードのいずれかにて、全額を一括でお支払いください。
- 割引
- ゲンロン友の会第15期会員、ひらめき☆マンガ教室 第7期(投稿コースを含む)およびSF創作講座 第8期の在校生・卒業生、オープンキャンパス2024の参加者の方には受講料の割引が適用されます。割引金額は5,500円(税込)です。割引の併用はできません。
- 返金
- 納入された受講料はいかなる事情があっても返金いたしません。ただし、主催者・講師の事情で授業が中止になった場合はそのかぎりではありません。
- 分納
- 分納は受け付けておりません。ただし、クレジットカード利用の場合は、クレジットカード会社の規約にしたがった分割払い等が可能な場合があります。詳細はクレジットカード会社にお問い合わせください。
在籍証明
教程の3分の1以上を欠席した場合は、在籍したと認められない場合があります。
誓約書
初回授業までに、受講規定を遵守する誓約書をご提出いただきます。誓約書をご提出いただけない場合、授業に参加することができません。
バリアフリー
障がいのある方の受講については事務局にお問い合わせください。
著作権
本講座の課題として提出されたマンガの著作権は受講生本人に属します。ただし、開講期間終了後も、受講生は「ひらめき☆マンガ+」上での公開を妨げないものとします。出版、上映・上演、映像化などは受講生本人の自由です。その際には「ゲンロン」および「ひらめき☆マンガ教室」の名称をご明示いただけますと幸いです。
マンガの画像の一部は、本講座の宣伝で使わせていただくようお願いすることがあります。また、授業の一部を教室外にインターネット配信する際に、放送画面上にマンガを表示させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。
注意事項
- ゲンロン ひらめき☆マンガ教室は学校教育法が定める学校や各種学校ではありません。
- 自己の受講資格および在籍資格を第三者に譲ることは、いかなる場合も認められません。
- 設備・機材を破損する、授業を妨害する、講師・スタッフの中傷を行う、営業を妨害する、受講期間中に知り得た個人情報や機密情報を開示・漏洩するなど、当社に不利を及ぼす行為をした受講生は、当社の判断により除籍・退学となる場合があります。その場合も受講料の返金は行いません。
- 授業中および、授業場所での違法行為はいかなる場合も認められません。違法行為を行った受講生は然るべき処置を受けるとともに、当社の判断により除籍・退学となる場合があります。
お申込みページ
お問い合わせ
ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 担当(成) info@genron.co.jp