【放談】『ちゃお』、『なかよし』、『りぼん』の紙の話【No.17】
スーパーに行ったら『ちゃお』が売っていたので、買った。読みたいマンガがあったとかでは全くなく、付録が(物理的に)大きかったので気になったのだ。付録はヘアピンとヘアゴムとネイルシールだった。あと『らんま1/2』のシール。最近の女児はネイルにまで気を遣うらしい。すごい。
(雑誌内にメイクアップアーティストについてのマンガがあるのだが、メイクをミスったときの修正方法やアイライン、アイシャドウの引き方など普通に使えるメイクノウハウが書いてあった。ありがたい。ちなみに読んでいておもしろかったのは男の子が車にひかれて転生して猫になってるやつ。ギャグを考えさせないためのテンポがめちゃくちゃ良い。『ねこ、はじめました』というらしい)
とまあ一通り付録を堪能した後にせっかくだからとマンガを読み始めたのだが、ここで異常なほど紙の質が良いのに気がつく。
ジャンプサンデーマガジンとかの3,4倍くらいは分厚そうで、インクの裏透けなんて1ミリもないのだ。
なんでだろうと考えた結果「読者層に若い子が多く、ある程度乱暴に扱われても破けない紙を選らんでいるのではないか」と思い至った。
そう思うと途端に気になってきたので、同じく少女マンガ誌として並列に扱われがちな『なかよし』と『りぼん』をamazonで取り寄せてみた。
結果『ちゃお』→『なかよし』→『りぼん』の順に紙の質が落ちていき、『リボン』はジャンプサンデーマガジンなどと同程度の紙と印刷になっていた。
それぞれの掲載作品を読むにどうやら『ちゃお』(小学生~中学1、2年生程度)、『なかよし』(小学生中学年~中高生程度)、『りぼん』(オタク的な教養を身に着けられる程度の小学生高学年~中高生程度)がメインの読者層になっていそうな雰囲気だった。
(この辺り、客観的なデータを持ってる人がいたらコメントか何かで教えてください)
どうやらぼくの仮説が少しは当たっているようだ。
全然違う話だけど定期購読が電子版しかないのはどうかと思う。
配達料とか考えたらまぁ仕方ないのは分かるけどね!!!!
でも消費者としてのぼくは付録が欲しいからそんなことは許さんのだ。
あ~おもしろかった!
おわり